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健康診断・特定健診、健診で異常があった方へ

当院の健康診断

当院の健康診断 健康診断は、病気の早期発見・予防のために非常に重要です。自覚症状がなくても、体に異変が起きている可能性があり、特に年齢とともに様々な病気のリスクは高まります。
定期的な健康診断を受けることで、生活習慣病などを早期に発見でき、早期治療につなげることができます。そのため、年に1回の健康診断をおすすめしています。
尼崎市・武庫之荘駅のありもと内科内視鏡クリニックでは、各種健康診断や特定健診に対応しております。健康診断は予約制となっておりますので、事前にご予約をお願いいたします。

雇用時健康診断

労働安全衛生法により、企業は新しく従業員を雇用する際に健康診断を実施することが義務づけられています。新社会人として就職される方や、転職・再就職の際に健康診断が必要な方は、当院でも対応可能です。
検査当日は、正確な検査結果を得るために、検査開始6時間前からの絶食をお願いしています。水分摂取は、お水またはお茶のみ可能です。

検査項目 雇入時健診
問診・診察
血圧測定
身体測定
(身長、体重、BMI、腹囲測定)
視力・聴力検査
尿検査
血液検査
貧血検査(赤血球数、血色素量)
肝機能検査(AST、ALT、γ‐GTP)
血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)
血糖検査(空腹時血糖)
心電図検査
胸部レントゲン検査
料金 7,700円(税込)

 

定期健康診断

企業で働く従業員の方を対象とした健康診断で、企業には年1回以上の実施が義務づけられています。検査項目の異なるAコースとBコースがあり、検査項目や年齢などをもとに最適なコースをご案内いたします。

雇用時健康診断と同様、検査開始6時間前からの絶食が必要です。水分はお水またはお茶のみ摂取可能です。

検査項目 定期健康診断
Aコース
定期健康診断
Bコース
問診・診察
血圧測定
身体測定
(身長、体重、BMI、腹囲測定)
視力・聴力検査
尿検査
血液検査
貧血検査(赤血球数、血色素量)
肝機能検査(AST、ALT、γ‐GTP)
血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)
血糖検査(空腹時血糖)
心電図検査
胸部レントゲン検査
料金 5,500円(税込) 7,700円(税込)

 

特定健康診査

特定健康診査(特定健診)は、メタボリックシンドロームに着目した健康診査です。糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を早期に発見して、その発症や重症化を防ぐことを目的としています。
必要に応じて、生活習慣の改善に向けたアドバイス(特定保健指導)も行われます。

詳しくはこちら(尼崎市HP)

対象者

40歳から74歳で尼崎市国民健康保険にご加入の方(当該年度4月1日から継続してご加入の方)

検査項目

問診、医師診察、身体計測(身長・体重・腹囲)、血圧測定、尿検査(糖・蛋白・潜血)、血液検査

持ち物

  • 受診券(3月末に郵送)
  • 次のいずれかの書類
    • 被保険者証(保険証)
    • 資格確認書
    • マイナ保険証(マイナンバーカード)と資格情報のお知らせ(2点)

費用

無料

後期高齢者健康診査

年齢とともに心身の衰えや生活習慣病(高血圧、糖尿病など)のリスクは高まります。健康で自立した生活を続けるためにも、定期的な健康診査をおすすめします。

詳しくはこちら
(兵庫県後期高齢者医療広域連合)

対象者

兵庫県後期高齢者医療制度にご加入の尼崎市民の方

検査項目

  • 問診(服薬歴、既往歴、自覚症状)
  • 身体計測(身長、体重、BMI)
  • 血圧測定
  • 血液検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、AST、ALT、γ-GT、血糖)
  • 尿検査(尿糖、尿蛋白)

持ち物

被保険者証(保険証)または資格確認書

費用

無料

尼崎市のがん検診

尼崎市では、がん検診を実施しています。市からの補助により、通常より安価に検診を受けることができます。例えば、肺がん検診の場合、通常約1,500円のところを、市の補助により300円で受診できます。
がんの早期発見・早期治療のために、定期的な検診をおすすめします。

詳しくはこちら(尼崎市HP)

胃がん検診(レントゲン検査)※

対象者

40歳以上の市民

費用

2,700円

胃がん検診(胃カメラ検査)※

対象者

50歳以上の市民

費用

4,300円

大腸がん検診(検便)

対象者

40歳以上の市民

費用

900円

※胃がん検査は年に一度バリウム検査、または胃カメラ検査のどちらか片方を受診できます。

健診結果の見かた

健診結果の見かた

健康診断の結果は、以下の4段階で判定されます。判定内容を正しく理解し、適切な対応を取ることが大切です。

異常なし

すべての検査結果が正常範囲内です。特別な検査や治療は必要ありませんが、引き続き健康的な生活習慣を心がけましょう。

要経過観察・要再検査

検査結果が正常範囲をやや外れています。すぐに治療は必要ありませんが、定期的な検査と生活習慣の改善が必要です。当院では、個々の状態に合わせた生活指導を行っています。

要精密検査

何らかの病気の疑いがあり、より詳しい検査が必要です。早期発見・早期治療のため、必ず精密検査を受けましょう。当院で実施できる検査はそのまま行い、専門的な検査が必要な場合は適切な医療機関をご紹介します。

要治療

早急な治療が必要な状態です。様子見は避け、速やかに治療を開始しましょう。

健診で異常があった方へ

健診で異常があった方へ

健康診断で異常を指摘された場合、病気の可能性があります。下記のような異常を指摘された場合は、できるだけお早めに当院へご相談ください。
早期発見・早期治療が、健康な生活を送るためにはとても重要となります。

血圧の異常

高血圧は動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。家庭血圧が135/85mmHg以上、診察室血圧が140/90mmHg以上の状態が続く場合は、治療が必要です。

血糖値の異常

糖尿病が疑われる状態です。放置すると、動脈硬化の進行や重大な合併症(神経障害・網膜症・腎症)を引き起こす可能性があります。

脂質の異常

脂質異常症は、自覚症状が少ないものの、動脈硬化を進行させる危険な病気です。心臓病や脳血管疾患を予防するため、コレステロールと中性脂肪の両方の管理が重要です。

尿酸の異常

高尿酸血症は痛風発作の原因となり、放置すると腎臓障害などの合併症を引き起こす可能性があります。

肝機能の異常

肝機能の低下が疑われます。原因は様々で、アルコール、肥満、ウイルス性肝炎など多岐にわたります。

尿の異常

尿に血液やタンパク質が混じる状態です。腎臓や尿路の病気が疑われます。特に尿蛋白が続く場合は、腎機能が低下する可能性があるため、早めの精密検査をおすすめします。

貧血の疑い

特に女性に多い鉄欠乏性貧血が代表的ですが、他の重大な病気が隠れている可能性もあります。原因に応じて、内服薬や点滴による治療を行います。